手編みのベストを持ってニュージーランドへ行った思い出のはなし。

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ニュージーランド、クライストチャーチのニューブライトンビーチです。

写したのは15年前、息子が5歳の時。

私が糸紡ぎ、編み物を始めて4〜5年した頃です。息子が生まれた直後に、

家の中でできること、とそれらを始めたので、それくらいです。

写真の息子、手紡ぎ手編みのベストを着ています、

赤色は茜で染めたもの、こげ茶は羊の自然色。

編み物を始めて間もない頃から好きな、Alice Starmore の本の中から模様を

選んで編んでいます。

懐かしくて、もうそんな月日が経つのかと信じられなくて、胸がいっぱいになる

思い出写真です。

インスタグラムでいろんな方の写真を見ていると、この ”stay home” の時期、

どうやら 「旅好き・写真好き」の皆さんは、たまった写真の整理を

している方が多いよう。

これまでの旅を振り返りながら、また出られるようになったら

自分はどんな旅をしたいのかと思い巡らす時間。

いつでも好きな時に自由に出られるのが当たり前ではないんだよと思い知らされた今、

きっといろんなことを思い、次の旅は少し違ったものになるのではないかと

みんなが期待と不安でいるのだろうなと、私もそんなことを思いながら

写真を見返しています。

 

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息子が小学生になる前に、ぜひともゆっくりニュージーランドを旅したいという

私のわがままで、年長になってすぐの保育園を2ヶ月休んで行きました。

始めの1ヶ月間は私の友達も一緒の3人で、あとの1ヶ月をふたりで。

バックパックを担いで、親子でユースやバックパッカーに泊まる旅。

クライストチャーチの大聖堂広場近くでは、オカリナでバスキング(ストリート演奏)

する私をニコニコして待っていてくれた息子。

宿で一緒になったオーストラリアの子と仲良くなって遊んだり、

誰もいない浜を全力疾走したり。

なんて不思議で切なく素敵な思い出!

そんな旅からいつの間にやら15年も経ち、

息子は私よりよほどしっかりしているのではないかというくらい、

すっかり成長しました。

 

この写真の頃のような編み物はもうできないけれど、それとは違った

今の私の編み物を、この冬にはセーターでも編んで渡すことができるといいな。

そんなことを思っていたら、たまにはこんなこともブログに書いてみたいな、と。

 

フィルム時代の写真、コンパクトカメラで撮ったものですが、この柔らかさが

懐かしくて好きです。

 

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プナカイキの海