手紡ぎ糸

以前は今よりよく糸紡ぎをしていました。

何よりも羊の持って生まれた茶色やグレーのグラデーションが好きで、

日本で市販されている毛糸はあまり興味が持てませんでした。

それがここ数年、シェトランドやスコットランドの糸が手に入りやすくなり、

そういう外国の糸の良さなども知ってしまってからというもの、

いつの間にやら紡ぐ時間が減り、そういう糸を使って、

編む時間ばかりになっていました。

 

糸も原毛もそれなりに手元にあるにもかかわらず、

あのデザインを編むためにあの糸を使ってみたいなと、

新しい糸を買おうと思っている自分に、「ちょっと待て」、

という別の自分の声が最近大きくなってきました。

そうなってくるとなんだか購買欲はすっと落ち着いてきました。

今ある糸を工夫していい組み合わせを見つけることや、

紡ぎたい熱の方が高まってきて、なんだか楽しくなってきました。

 

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そして好みの色を自分で混ぜ合わせてオリジナルの色を紡ごうと、

材料屋さんからもう染められている原毛を何色か取り寄せ、

1〜2グラムづつ試しに何色か作り、気に入ったものができたので

編みたいカーディガン用にすることを目標に紡ぎ始めました。

 

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まだ今、少しづつ紡ぎためているところです。

先にできた糸で試し編みだけしてみました。f:id:dancelanguage:20200421144957j:plain

ゆっくりペースで紡いでいるのでまだしばらく先にはなりそうですが、

とても気に入った色ができたので、この糸でカーディガンを編むのが

とても楽しみです。

ちなみに原毛は京都の " 金の羊 " から取り寄せた英国メリノです。

写真のボビンの単糸を4本撚りにしています。

 

思うようなカーディガンができるだろうか。

ていねいに進めていこうと思います。