羊の原毛

初めて原毛に触ったのは15年ほど前でした。
手にした卓上織り機での手織りやフェルト作りの本に載っていた材料屋さんが、
糸車や原毛を扱っていたのです。
なぜ惹かれたのだったか・・ほどなくしてその材料屋さんの
糸紡ぎの一日体験講座に、長崎から山梨まで出かけていきました。
たった一日だけでした。
それでも「こんな感じなんだ」という感触をはっきり体験でき、
その場で買った原毛を抱えて帰る途中の乗換駅のホームで、
膝に乗せたその原毛の暖かいこと。
寒いのにとっても幸せな時間だったことをはっきり覚えています。

羊の毛を刈ったまんまの、脂もゴミも付いた状態の原毛をフリースといいます。
このフリースが、大好きです。
羊の毛の色、白だけではないのです。
白からベージュ、薄茶、濃茶、
グレーも、淡いものから黒に近いほど濃い色まで・・。
見るだけで嬉しくて、洗うのも楽しく、乾くのも嬉しく、
ひとふさづつ分けるのもわくわくします。

体験講座にお邪魔した材料屋さんはアナンダ
紡ぎや織りの道具や材料がたくさんです。